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ほおのき平・奥飛騨温泉郷・飛騨高山から乗鞍岳へ(2026年5月15日~)

乗鞍線の運行は2026年5月15日~10月31日までです。

乗鞍線の路線バスは時間帯によっては大変混み合い、各拠点(ほおのき平、乗鞍畳平)ではバス乗車まで相当な時間を要する事がございます。あらかじめご了承願います。
他バス路線、列車などへのお乗り換えの際は接続時間に十分余裕をもってご計画いただきますようお願いいたします。
長野県側の乗鞍エコーラインからのバスについてはアルピコ交通ホームページをご確認ください。

熊よけスプレーのバス座席への持ち込みは禁止です。
熊よけスプレーをご持参の際は、安全ピンがしっかり装着されていることを確認し、ビニール袋に入れて密封した状態でご自身の荷物に入れ、トランクルームにお入れください。

~ご利用のお客様へご案内~
高山濃飛バスセンター・平湯温泉・あかんだな駐車場・ほおのき平・新穂高ロープウェイからご乗車の場合は、あらかじめ窓口または券売機で乗車券をご購入ください。
(窓口・券売機の営業時間外の場合は、車内でお支払いください)

乗鞍岳は、北アルプス(飛騨山脈)の南端に位置し、剣ヶ峰(3,026m)を最高峰とする山々の総称で、23の峰と7つの湖、8つの平原があり高山市と松本市をまたがるように裾野が広がっています。飛騨(高山市側)からの眺めが馬の背に鞍を乗せた姿に見えることから「乗鞍」と呼ばれ親しまれています。

ほおのき平、奥飛騨温泉郷(ほおのき平乗換え)、飛騨高山(ほおのき平乗換え)から景観の美しい乗鞍スカイラインを経由して乗鞍山頂(畳平)まで約60分、路線バスが期間限定で運行しています。終点の畳平は標高が2,702mで「バスのりば標高日本一!」です。高山植物が咲きほこるお花畑周辺のハイキングや気軽に3,000m級の登山を楽しむことができる魅力の観光地です。

アクセスマップ

乗鞍岳は通年マイカー規制を行っております。マイカーでお越しの際は、ほおのき平無料駐車場よりバスをご利用ください。

【Cダイヤ】(雨天時運行時刻)

※気象庁発表、前日PM12:00時点での翌日のAM6:00~12:00までの降水確率が40%以上ならば、雨天時時刻で運行いたします。
※運行時刻は前日の正午頃決定します。濃飛バスホームページ「最新運行情報」でご確認の上、ご利用ください。
 また、悪天候、道路状況等により運転休止になる場合がございます。
 なお、当日13:55便までが降雨等の道路状況により運休の場合は終日運休となります。

時刻表

平湯温泉・ほおのき平乗鞍畳平

【Aダイヤ】

平湯温泉 8:35 9:35
ほおのき平 7:55 8:30 8:55 9:30 9:55 10:30 10:55 11:55 12:55 13:55 14:55
乗鞍畳平 8:40 9:15 9:40 10:15 10:40 11:15 11:40 12:40 13:40 14:40 15:40

【Bダイヤ】

平湯温泉 8:35 9:35
ほおのき平 7:55 8:55 9:55 10:55 11:55 12:55 13:55 14:55
乗鞍畳平 8:40 9:40 10:40 11:40 12:40 13:40 14:40 15:40

【Cダイヤ】

平湯温泉 8:35
ほおのき平 7:55 8:55 12:55 13:55
乗鞍畳平 8:40 9:40 13:40 14:40

乗鞍畳平平湯温泉・ほおのき平

【Aダイヤ】

乗鞍畳平 8:55 9:30 9:55 10:30 10:55 11:55 12:30 12:55 13:30 13:55 14:30 14:55 15:30 15:55
ほおのき平 9:40 10:15 10:40 11:15 11:40 12:40 13:15 13:40 14:15 14:40 15:15 15:40 16:15 16:40
平湯温泉 16:00 17:00

【Bダイヤ】

乗鞍畳平 8:55 9:55 10:55 11:55 12:55 13:55 14:55 15:55
ほおのき平 9:40 10:40 11:40 12:40 13:40 14:40 15:40 16:40
平湯温泉 16:00 17:00

【Cダイヤ】

乗鞍畳平 8:55 9:55 13:55 14:55
ほおのき平 9:40 10:40 14:40 15:40
平湯温泉 16:00

【運行カレンダー】

5/15~7/17 7/18~8/23 8/24~10/12 10/13~18 10/19~31
平 日 土日祝
B A B A B C
C

運賃

平湯温泉(ほおのき平乗換)
ほおのき平
高山濃飛バスセンター
(ほおのき平乗換)
片道 往復 往復
乗鞍畳平 1,800円 3,400円 5,700円

1歳から小学生以下半額
上高地線・乗鞍線・松本線では、安全のため幼児をお膝にのせてのご乗車は出来ません。
幼児の方もこども用のきっぷをお求めいただき、乗車中は必ずご着席ください。
1歳未満の乳児は無料です。

※環境保全税100円含む
※乗鞍畳平では「ほおのき平」「平湯温泉(ほおのき平でお乗換え)」までの乗車券は販売しておりません。
 乗車券をお求めの方はモバイル乗車券をご購入ください。(モバイル乗車券は当日の0:00より販売です。)
※きっぷ売り場が混雑している際は、モバイル乗車券をご購入ください。

スポット紹介

剣ヶ峰(けんがみね)

畳平から徒歩(片道)約1時間30分 標高3,026m
剣ヶ峰は乗鞍岳の主峰、日本百名山のひとつで、手軽に3,000m級の山にチャレンジすることができる人気の山です。良く晴れた日には山頂から槍ヶ岳(3,180m・5位)や奥穂高岳(3,180m・3位)、白山(2,702m)や御岳(3,067m)、運が良ければ遠く富士山(3,776m・1位)まで眺めることができます。途中、神秘的な濃いブルーの火口湖、権現池も見ることができます。 [画像提供/飛騨乗鞍観光協会]

魔王岳(まおうだけ)

畳平から徒歩(片道)約15分 標高2,763m
魔王岳は畳平から一番近く、山頂近くまで階段が整備されているため比較的に手軽に登ることができます。山頂からは、剣ヶ峰や穂高連峰、眼下には乗鞍スカイラインの美しい曲線美を大パノラマで眺めることができます。

大黒岳(だいこくだけ)

畳平から徒歩(片道)約20分 標高2,772m
2016年9月1日に新たに設置された「大黒岳登山口バス停」より山頂への登山道が整備され、大黒岳への登山もこれまで以上に手軽になりました。山頂からは噴煙を上げる焼岳(2,455m)や雄大な穂高連峰、早朝には神秘的なご来光を楽しむことができます。

富士見岳(ふじみだけ)

畳平から徒歩(片道)約25分 標高2,817m
富士見岳は山頂までの登山道が整備されていますが、頂上付近は岩がごろごろしているので少し注意が必要です。山頂からは北アルプスの山々や季節によっては雪渓の残る不消ヶ池(きえずがいけ)、畳平一帯を眺めることができます。またご来光のビュースポットでもあります。

鶴ヶ池(つるがいけ)

畳平から徒歩(片道)約5分
鶴ヶ池は畳平のバスターミナルからすぐそばにある池で、その姿が「鶴」のように見えることから鶴ヶ池と呼ばれ親しまれています。天気の良い晴れた日には真っ青な空が湖面に映り美しい姿を見せてくれます。

お花畑

畳平から徒歩(片道)1分
乗鞍岳の短い夏、7月中旬から8月中旬にかけてお花畑には「ハクサンイチゲ」などの高山植物が辺り一面咲きほこります。木道の散策路が設けられているのでとても歩きやすく、どなたでも気軽に散策を楽しめます。

神秘的なご来光

平湯温泉・ほおのき平から「乗鞍岳ご来光バス」が7月中旬から9月中旬までの限定で運行しています。夜が明ける前に山麓を出発し、山頂で雲海の上に浮かび上がる感動的なご来光をお楽しみいただけます。息をのむような光景、標高2,702mから眺める神秘な世界をぜひご体験ください。(※2025年度は運行いたしません)

満天の星空

標高2,702mから、降りそそぐような満天の星空がご覧いただけます。まわりには灯りや騒音は何ひとつなく、自分だけの世界に浸りながらロマンチックな空間をお過ごしいただけます。畳平には「乗鞍の宿 銀嶺荘」と「白雲荘」の2ヶ所、剣ヶ峰に向かう長野県との県境に「肩の小屋(山小屋)」がございます。星空の鑑賞は、宿泊が必要です。(乗鞍畳平周辺ではテント等の設置はできません) [画像提供/飛騨乗鞍観光協会]

乗鞍スカイライン

乗鞍スカイラインは、標高1,684mの平湯峠から乗鞍山頂(畳平)まで全長14.4㎞の山岳観光道路で、昭和48年(1973年)から30年間は有料道路でしたが、平成14年10月31日の無料開放となり翌平成15年(2003年)に道路の渋滞解消と自然環境を保護するため、マイカーを規制しバスやタクシー・自転車だけが通行できる道路となりました。

乗鞍本宮遥拝所(のりくらほんぐうようはいじょ)

太古の昔より霊山として信仰の厚い剣ヶ峰の山頂には天照皇大神を祀る乗鞍本宮がありますが登山の安全を祈願するため、また、剣ヶ峰山頂まで足を運べない方のために遥拝所が畳平に設けられています。

乗鞍で見られる高山植物や動物

高山植物の見ごろは、7月から9月上旬でハクサンイチゲやコマクサなど可憐なお花を楽しむことができます。また、近年の環境への取り組みが効を奏し、国の特別天然記念物の ライチョウ(雷鳥)も多く生息するようになりました。運が良ければライチョウに出会えるかもしれません。出会えたとしても捕まえたり脅かしたりしないよう、遠くからそっと鑑賞してください。

乗鞍の豆知識

高山病にご注意を

標高差1,500mなので、気圧も変わります。
下界が1,000hpa(ヘクトパスカル)の時、乗鞍畳平は約730hpa!お湯は92℃~93℃で沸騰します。気圧が低いということは空気の量が少なくなるということで、ポテトチップスの袋がパンパンに膨れ上がったり、軽い頭痛(高山病)が起きたりします。山頂では走ったりせず、ゆったりと過ごしましょう!

真夏でも涼しく快適です

標高が100m高くになるにつれて温度は0.6℃下がると言われています。高山市内(古い町並み周辺)は標高約570mでその標高差は約2,100m。高山市内が30℃のとき乗鞍畳平は17℃~18℃と20℃を上回ることはめったにありません。
※乗鞍岳は、真夏でもとても風が強く寒いことがあります。畳平(バスの終着点)付近の散策程度なら問題ありませんが、長い時間滞在する場合は注意が必要です。手軽に3,000m級の山に登ることができることで有名な乗鞍岳ですが、天候が急変しやすいため、雨具や防寒具は必ずご持参ください。

シラカバとダケカンバの違いは?

乗鞍への路線バスに乗っていると、周りの景色がどんどん変わっていきます。
ほおのき平付近は、通常の森林風景ですが、平湯峠手前あたりは、白い幹の白樺とクマザサが、平湯峠を過ぎるとダケカンバが多く見られるようになります。
ダケカンバもシラカバもよく似ている木ですが、見分け方はとっても簡単。シラカバは樹皮が白く標高1,000m~1,500m付近、ダケカンバは少し赤茶色の樹皮が特徴で標高1,500m~2,500m付近に生えています。 この2つの樹木で、どの位の高さまで登ってきたのかを知ることができます。

森林限界

標高2,500mが森林限界で、この標高では背の高い木は生育することが出来ず、低木のハイマツが目立ってきます(ほおのき平を出発して約30分)。
高山市内から乗鞍岳を眺めると横に一本線が見えます。これが乗鞍スカイラインの森林限界付近です。このあたりを通ると、下がダケカンバ、上がハイマツとはっきり分かれている不思議な景色を見る事ができます!

高山植物の宝庫!

乗鞍畳平のお花畑は高山植物の宝庫です。30種類以上の高山植物が生育しています。7月になると一斉に可憐な花が咲き始め、花の種類にもよりますが9月の上旬まで見る事ができます。高山植物は厳しい自然環境で成長するので、花を咲かせるようになるには気の遠くなるような年月が必要です。中には茎が1ミリ太くなるためには10年以上かかるものもあります。 ※中部山岳国立公園内では植物の採取は禁じられております。乗鞍の自然環境を後世に残すため、節度ある行動をお願いします。

濃飛バスと乗鞍の歴史

濃飛バスは昭和23年(1948年)より乗鞍へのシャトルバスを運行しています。
乗鞍への登山道路(現在の乗鞍スカイライン)は、旧陸軍が高度に対応できる航空機エンジンを開発する試験場を建設するための軍用道路として計画されました。軍はトラックが通れる幅員3mで建設を計画していましたが、濃飛バスの初代社長上嶋清一は、戦争が終わったあとに観光道路へ転用することを考え、総工費42万円のうち個人私財8万円(現在の貨幣価値にして約4億円)を負担することで陸軍を承諾させ、バスの運行許可が下りる3.6mで建設することになりました。

道路は昭和16年(1941年)に着工し難工事の末昭和17年(1942年)秋に開通しましたが、その数年後に終戦を迎え実際に軍用道路として使われることはありませんでした。その後、昭和23年(1948年)7月に乗鞍への路線バスの試運転を行い、日本初の天井全面ガラス貼りの車両「ロマンスカー」が使用されました。この車両は車内から乗鞍の絶景を360度楽しめるようにと特別に開発した車両で、車内から見える景色は抜群でしたが、その当時のバスには冷房の設備がなく、乗車すると夏の直射日光が天井からさんさんと降り注ぎ、乗客から暑いと評判が悪かったため、残念ながら数年で姿を消しました。

開通当時の乗鞍への登山道路は大変狭く土道で、道路上には石がゴロゴロと転がっており、車掌が降りて石を除けながら運行することや、ヘアピンカーブでバスが重くて登りきれない時、お客様に押していただく事もあったようです。

昭和25年(1950年)8月に天皇陛下が皇太子の頃、乗鞍への登山バスにご乗車になられたニュースがメディアで大きく取り上げられ乗鞍岳の名が全国に知れ渡りました。また、毎日新聞主催「新日本観光地百選」の山岳の部において、乗鞍岳が4位に入選し登山バスの利用者の増大につながりました。

昭和34年(1959年)には、運行日数が56日で116千人の方にご利用いただいた記録が残っています。しかし、昭和40年代に入り、マイカーが急激に普及し登山バスの利用者は徐々に減少、代わってマイカーの利用台数が増えていきます。昭和42年(1967年)のピーク日には5,600台のマイカーが利用した事もあったようです。
その後、県道乗鞍公園線の大幅改良が行われ、昭和48年(1973年)に山岳有料道路「乗鞍スカイライン」が完成。30年間の有料道路としての運用を経たあと、平成15年(2003年)より道路の渋滞解消と自然環境を保護するためマイカー規制を行い、現在ではバスやタクシー・自転車だけが通行できる道路となりました。


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