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- 健康経営の取組み
2020年7月に健康管理・健康経営に関する施策の検討と迅速な実施、確実な推進をするための専門部署「健康管理センター」を設置し、健康推進担当者を配置しました。
また、各部署に「健康管理センター連絡担当者」を配置し、健康管理センターと連絡を密にしながら従業員の健康管理を実施しています。
当社では、年1回の定期健康診断はもちろん、これに加えて深夜業務従事者には特定業務従事者健康診断を確実に実施し、さらに、これらの健診の代りに人間ドックを受診することも可能としています。また、健診結果を踏まえた産業医・保健師によるフォローアップを実施するため、基準数値を設定した上で、「要精密検査」該当者に対する積極的な受診勧奨を行って、再検査対象者の完全受診に取り組んでいます。
40~70歳は5年毎に付加健診を、45~70歳は5年毎に脳MR検査を、それぞれ全額会社負担で実施しています。なお、運転士については、脳MR検査を年齢に関係なく3年毎に受診するよう社内規則により義務付けています。
全運転士に対して毎年1回、スリープレコーダーを使った睡眠時無呼吸症候群のスクリーニング検査を実施しています。この検査で「中等症」以上の診断された運転士は、指定医療機関においてPSG検査(会社負担)を受診させ、この結果を踏まえ、必要に応じてCPAP治療開始等の対策を取るようにしています。また、治療開始後は保健師が確認し、その状況を運行管理者に報告して日常の睡眠時間管理に役立てています。
インフルエンザ予防接種の勧奨を、社員だけでなくその扶養家族も対象として行うとともに、その接種費用の一部(実質全額)を会社が補助しています。
新型コロナウイルスワクチン接種は、産業医による巡回接種と各地域での集団接種を実施し、2021年9月末日に終了となります。全体の接種率は96.1%となっています。
当社は常勤の保健師を社員として採用しており、社内各部署を定期的に巡回して健康相談や健診結果を元とした面談指導等を行っています。また、その指導結果については、必要に応じて産業医や医療機関と共有し、最善の対策を取るようにしています。
健康管理担当者や労働組合役員、産業医・保健師により、職場の健康づくりについて話し合う「衛生委員会」を設置しています。衛生委員会では毎月1回、当社の健康管理に関する課題について論議するとともに、疾病による休業状況や健康診断等結果報告、各種疾病予防策や早期発見・早期治療に向けた情報交換等を行って、常に健康管理の質と意識の向上を図っています。なお、産業医による各職場の巡視や、衛生委員会で確認した内容を「衛生通信」として発行して職場に周知する等の取り組みも行っています。
〇 メンタルヘルス対策
① メンタルヘルスケアの充実(セルフケア・ラインケア研修の実施、精神科医及び臨床心理士とのカウンセリングを実施)
② ストレスチェック結果の集計・分析をして把握しています。
(高ストレス者に対する、産業医面談やカウンセリングの推奨)
〇 受動喫煙対策の実施
受動喫煙対策として、喫煙者アンケートを実施し禁煙補助制度などの禁煙を推進しています。
〇 過重労働対策
長時間労働者への対応に関する取り組み
・保健師と本人の面談、管理職に対する人事・労務からの面談・指導をおこなっています。
■ 濃飛乗合自動車株式会社 本社 管理部